花粉症でもう20年

        花粉症で今年もつらい時期になってしまいました。
  「鼻」は鼻詰まり、鼻水、くしゃみ、
  「眼」はかゆみ の疾患が現れます。
  さらに「鼻」の症状が重くなると、
  風邪の疾患のような症状も出てしまいます。
  いわゆる、微熱が現れます、下痢気味の軟便になり、
  頭痛、咽喉の痛み、関節の痛み、体のだるさなどです。
  そうなると寝込んでしまうことあり、生活に支障をきたします。
  私は推拿整体師ですので、症状に対応できる経穴(つぼ)を押します。
  症状が少しは緩和されますが、不調は完治できません。
  併せて市販薬を服用しますが、それでも不調は完治できません。
  いつも春が過ぎるのを待つだけです。
  推拿整体師としては残念な気持ちでいっぱいです。
  毎年、施術を工夫しながら行うのですが、残念な結果になってしまいます。
  時期が過ぎるのを心穏やかに待つ日々です。

  花粉症は、
    アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同じアレルギー疾患の一つだといわれています。
    アレルギーとは、からだに入り込んだ異物を撃退する、
    からだの防御反応が、過剰である場合をいいます。
    アレルギーを引き起こす原因物質をアレルゲンといい、
    花粉症の場合は、スギを代表とする植物の花粉がアレルゲンとなって、
    花粉は目や鼻の粘膜から侵入しやすいため、目や鼻の症状が主な症状となります。
  推拿整体を行う場合に、
    病を治するには必ず本を求む(治病求本)を行います。
    病には,かならず症状と症状をつくりだす本質とがあります。
    そこで,症状を標といい,本質を本といいます。
  つまり、「標」は眼や鼻の症状になります
      「本」はアレルギーが原因(本質)になります。
  よって、
   眼の治療の経穴は、
     印堂、合谷、晴明、上晴明、承泣、巨髎、太陽、魚腰、球後、耳尖
   鼻の治療の経穴は、
     印堂、合谷、迎香、上迎香、巨髎、大椎、上星
   本(アレルギー)の治療の経穴は、
      肩髃、血海、血海、風門、肺兪、腎兪、膈兪、風市
  本は背中ある経穴を施術するのですが、
  一人ではできないので、連れ合いに押してもらって下さい。
  症状は緩和されるのでお試しください。